ウールブレス

ウールブレス(Wool Breath)とは

ウールブレス(Wool Breath)とは
ウールブレスは繊維系断熱材です。隙間なく埋め込みタッカー(ステープラー)で留めます。
それにより、気密性・断熱性を高めます。

ウールブレスの優れた調湿性が結露を防止

【夏=涼しく、冬=暖かい】 快適な住環境をつくります。


ウールブレスは、周囲の湿度を55%に保ちます。
相対湿度が高くなるとウールの繊維内へ湿気をどんどん吸湿し、保持します。その状態でもウール繊維の表面は、さらっとし濡れた状態になりません。
また、相対湿度が低くなると空気中に湿気を放湿し55%の湿度を保つ優れた調湿機能を持っています。


人体にも安全無害。こどもが包まっても大丈夫!

防露認定取得

日本の住宅の最重要課題である「結露」。ウールブレスは、国土交通省特別評価方法認定を、省エネルギー対策特級で取得しています。
通常は断熱材と防湿シートを両方設置しなくてはなりません。防湿シートを設置しなくて良いという事はその分「建設コストを下げることができる」という事。
ウールブレスは断熱材としては高価ですが、ランニングコストの低下なども含めると結局は安価という事も言えます。

耐久性が高く、濡れても乾きが早く、水濡れにも強い

ウールは極めて耐久性の高い繊維です。
表面のはっ水性により、ウール繊維表面はいつも乾いた状態に保持されています。
集中豪雨による水害でウールブレスは泥水がきれいに流れ去り、乾きも早く、形もくずれないことが立証されています。

人や環境に安全なウールブレスの防虫剤

ウールブレスに使用されている防虫剤 は岩塩から精製されたもので、少ない量で充分な防虫効果を発揮する安全な防虫・防蟻剤です。
実験でもこの防虫剤は半永久的に虫の進入とカビの繁殖からウール断熱材を守ることを立証しています。その安全性は、100年以上持続すると保証しています。

ウールブレスの難燃性(自己消化性)

【国土交通省 防火構造個別認定取得】
羊毛が燃焼を続けるのに必要な酸素濃度は25です。地球上の酸素濃度は20.9%ですから、燃焼をつづけるのに必要な酸素濃度21以上のものは、自ら燃え続けることはできません。
また、ウールは発火しにくく、延焼しにくい繊維です。

シックハウスの原因にならない

【建築基準法に基づくシックハウス対策の規制対象外】 ウールブレスは一切の接着剤を使用せず、ホルムアルデヒドを含んでいません。
また、ホルムアルデヒド等の化学物質をしっかり吸着して空気を浄化します。しかも1度吸着したら再放出させないというところが大きな特徴です。ウールは天然素材の空気清浄機と呼べるような繊維なのです。

吸音性に優れる

音の問題も快適な住まいを考える上では重要です。
ウールは吸音性に優れ、室内の反響音や屋外の騒音を抑える働きがあります。