長期優良住宅仕様

長期優良住宅の認定基準

地震に強い家づくり~耐震等級 最高等級3~

地震に強い家づくり
極めて稀に発生する地震に対し、損傷のレベルの低減をはかるために、構造材にJWOODを用い、設計手法に「テクニカル・フレーム・システム」を活用して、地震に強い家づくりを実現しています。

等級1が建築基準法レベルの耐震性で、等級3が最高等級です。ワンズキューボは最高等級3を確保しています。

長持ちする家づくり~劣化対策等級 最高等級3~

長持ちする家づくり
数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できるように、構造材の劣化対策が必要な部位に耐久性に優れた乾式注入剤JWOOD EXシリーズを使用して、長持ちする家づくりを実現しています。

ワンズキューボは最高等級3を確保しています。

地球にも家庭にもやさしい家づくり~省エネ対策等級 最高等級4~

地球にも家庭にもやさしい家づくり
住まいの省エネルギー性に配慮し、サッシや断熱材等は一定の性能を確保したものを使用しています。
これにより、地球にも家庭にもやさしい家づくりを実現しています。

ワンズキューボは最高等級4を確保しています(省エネのみ最高等級が4です)。

メンテナンスしやすい家づくり~維持管理対策等級 最高等級3~

メンテナンスしやすい家づくり
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、清掃・点検・補修・更新などの維持管理が容易に行えるように配慮し、メンテナンスしやすい家づくりを実現しています。

ワンズキューボは最高等級3を確保しています。

地震に強い家、JWOOD工法

金物接合で、木材の欠損が大幅削減

在来木造住宅の弱点とされる柱・梁の接合部を強化しました。在来工法の仕口や継ぎ手に比べ、木材の欠損を大幅に少なくすることで、接合部の強化を実現し、職人の腕によって接合部の強弱がでない施工品質の均一化も可能としました。
[在来工法の接合部]
[在来工法の接合部]

[JWOOD工法の接合部]
[JWOOD工法の接合部]

専用金物による高強度の接合部

JWOOD工法の接合部は伝統的な在来工法の接合部と比較して、最大耐力で約1.5倍もの強度を発揮しています。
接合部が強く、硬いことで骨太な構造体を作ることができるのです。
JWOOD工法の接合部は伝統的な在来工法の接合部と比較
JWOOD工法接合部(GOYA24)と在来工法接合部(大入蟻掛け)のせん断試験結果

JWOOD工法接合部のせん断試験の様子
240mmの梁に対して荷重をかけた場合、従来工法に比べてJWOOD工法の接合部は約1.5倍の耐力を示しています。
写真は、JWOOD工法接合部(梁せい330mm)のせん断試験の様子。

亀裂の心配もないJWOOD LVL

金物接合部の割れの発生
集成材は厚さ2.5cm程度の挽板(ラミナ)を重ね合わせて作られるため、それぞれの層は無垢材と変わりません。
その為、乾燥による僅かなクラックが組み合わさって大きな亀裂に発展したり、小さなクラックから水分が入って材や接合部の耐力を低下させる恐れもあります。一方、JWOOD LVLの単板は厚さ4mmと薄く、1枚の寸法変化はごく僅かです。

また単板を20枚以上重ねて作られるため、単板同士が動きを拘束し合って高い寸法精度を維持しています。JWOOD工法の接合部は経年変化による耐力の低下を許さず、長い間安定した構造性能を維持することが可能です。

JWOOD LVLと専用金物による最強タッグ

空きのできないJWOODLVL材
JWOOD工法の接合部は金物と木材を“ドリフトピン”や“パイプピン”と呼ばれる鋼製のピンで接合します。
JWOOD LVLはこれらの接合金具のめり込みに対して高い性能を発揮します。層数の多さがバラツキを最小に抑え、
硬く、強く、安定した性能を持つ接合部を実現しています。
また、硬く強い接合部は大地震だけでなく、その後に頻発する強い余震でも緩みません。
JWOOD LVLと金物の組み合わせは正に最強タッグと言えるのです。

鉄筋コンクリート造の基礎と柱を直結する金物

在来軸組工法で広く使われている柱側面に取付けるホールダウン金物は、地震や台風の方向によっては柱が浮き上がったりボルトが曲げられてしまうことが指摘されています。
JWOOD工法では大きな力がかかる1階柱の柱脚に、鉄筋コンクリートの基礎と直結される基礎引きの金物を配置します。
金物は柱の中心に設置されるので、地震や台風がどの方向から襲ってきても確実に性能を発揮します。
[JWOOD工法_CK金物]
[JWOOD工法_CK金物]
[JWOOD工法 HDC金物]
[JWOOD工法_HDC金物]
[JWOOD工法 HDC金物]
[JWOOD工法_HDC金物]
[一般的なホールダウン金物]
[一般的なホールダウン金物]

地震の揺れでもしっかりとした釘保持力

ベイヒバ・ベイツガに対し、「1.4倍」以上の引抜耐力
木造住宅の耐震性の要である耐力壁のほとんどは、地震に対して釘が抜けないことで抵抗しています。
そのため住宅の耐震性には「釘の保持力」が大きく影響しているのです。

JWOOD LVLはベイヒバやベイツガの土台に対しておよそ1.4倍の釘の保持力を発揮しました。釘の保持力が高いJWOOD工法の住宅は大地震やその後の余震でも高い耐震性を維持できるのです。

実大振動試験が証明(独立行政法人 土木研究所(つくば市)にて試験実施)

平成7年の阪神淡路大震災の時の揺れを再現し、実物大の家を揺らして、損壊の程度を比較しました。
その結果、繰り返し行われた加振実験でも通し柱の接合部にほとんどズレや損傷がなく、躯体と一体化して、しっかりと軸組を支えきっていることが実証されました。
<振動1回目>
建築基準法での大地震レベルの振動(震度6の揺れ)
⇒ほとんど損傷なし

<振動2回目>
阪神淡路大地震レベルの振動(震度7の揺れ)
⇒内部の石膏ボードが損傷したが構造躯体はほとんど損傷なし

在来工法
在来工法
JWOOD工法
JWOOD工法